1970年代後半、子どもの本専門店を行橋市に開店しました。ヴェトナム戦争終結間もない頃で、基地を抱える行橋周辺市町はいわゆる銃後の地でもありました。当時、書店の店頭にはビニールにくるまれた、性と暴力満載のコミックが平積みされており、同時に「悪書追放運動」が起こったのでした。駅前や繁華街の一角にはかつての赤い郵便ポストが白く塗り替えられて置かれ、その中にいわゆる”悪書“を入れましょうとの運動でした。
儲けのために大人は”悪書”を出版し、それを読んではならない子どものための本作りがなされないばかりか街には図書館もなく、まだまだ子どもの本が市民権を得ていない頃でもありました。
そこで思い立ったのが自宅での「文庫」でした。思いがけず多くの本が子どもたちの手に渡りました。が、私には返却催促能力が欠けており。この試みは失敗に終わり、ならばと一念発起し「本屋」を開くことにしたのでした。
1996年に行橋市よりさらに田舎のみやこ町に店を移し、地域性を生かし妊婦や授乳中のお母さんに安全な食べ物が提供できる食事空間をも併設しました。行橋以来のお客様のお陰で次世代へと繋げていただいております。販売は40数年来の年間予約「ひまわりブッククラブ」と時代に沿ってネット注文をもお受けし、今日まで続いております。コロナ禍以来休んでおりました『子どもも大人も本の世界で楽しみましょう』の会は2025年から再開します。
前田賤 記
毎月わくわく
子供の本の定期便です

ひまわり書店では、長年の経験と豊富な知識をもとに、お子さんたちの本を厳選してみなさまのお手元にお届けします。
コースは、年齢別で少し重ねながら細かく分けられています。お子さんによって個性や性質や関心の対象が違いますので、年齢によって一概にどのコースが良いとも決められない場合もあります。ご希望がありましたら、入会時にそれぞれのお子さんにベストのコースを選ぶお手伝いをしたします。
こんな方々に利用していただいています

ひまわり近隣の京築地方の方々はもちろん、遠くの方でも日本全国ご利用いただけます。年齢は0才から小学6年までのコースがあります。
毎月、夢とワクワクを子供たちに届けるこのクラブにあなたも参加しませんか。
配送方法
・毎月5日に本の配送を始めます。お届け方法は、郵送、配送、そしてご来店いただく3つの方法があります。・配送は京都郡、行橋市の方々に無料で行っています。
・上記以外の地域には郵送しています。この場合には郵送料の実費を別にご負担願います。
・配本の差し替えを希望される場合、配本をキャンセルされる場合、本が複数冊必要という場合、住所などを変更された場合には、前月の25日までにご連絡ください。
入会時期
・クラブは4月から始まり3月で終わるのを1年のコースとしていますが、途中入会もできます。ご一報の上、ご都合に合わせて、ご入会ください。お支払い方法
・お支払い方法には、一括で一年分をお支払い、毎回お振込、または毎回現金払い、の3つの方法があります。毎月の本の代金はおよそ、1500円から2000円です(配本のリストでご確認下さい)。・リストの代金は本体価格です。別に消費税(10%)をお預かりします。
・振込先や詳しいお支払い方法は入会時にお知らせいたします。